プレスリリース
2月10日は『二(2)世帯住(10)宅の日』
二世帯住宅の継承リフォーム
「HEBEL HAUS たすき」新発売
~结婚した孙に「子世帯」として同居を促す全改装リフォーム商品~
2016年2月9日
旭化成リフォーム株式会社
旭化成リフォーム株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:森田 敏晴)は、旭化成ホームズ株式会社が供給した築20年以上のヘーベルハウスのうち、建設当時の親世帯の逝去などで片方の世帯のスペースが空いている二世帯住宅を対象に、今のライフスタイルに合わせて最新の二世帯住宅に再生する全改装リフォーム?ヘーベルハウスリメイクシリーズとして「HEBEL HAUS たすき」を本年2月より贩売します。これにより、结婚などで一度実家を离れた建设当时の孙が再び现亲世帯(建设当时の子世帯)と同居し、世代交代により二世帯住宅を継承することを积极的にサポートします。
筑30年前后の二世帯住宅では、建设当时の亲世帯の逝去などにより、结婚した孙(现子世帯)が再び同居する世代交代が始まっており、今后多くの家族で孙世帯による二世帯住宅の住み継ぎがなされると予想されます。しかし、再同居を検讨する际には、初めて同居することになる配偶者が抱く同居に対する不安を払しょくすることや、両世帯が新たな梦のある快适な生活をイメージできることも重要です。これらを踏まえて、「水廻り分离度の拡充」や、両世帯で子育てしやすい「孙共育ゾーニング」、介护サービスを见据えた「加齢配虑设计」などの提案を盛り込み、フル改装により最新の二世帯住宅のメリットを改めて诉求する二世帯住宅の継承リフォームを提案することとしました。
政府は「一亿総活跃社会の実现」の少子化対応策として叁世代同居を促进する方针を発表しています。二世帯住宅のパイオニアとして住まい方を研究してきた旭化成ホームズ?旭化成リフォームは、家族が幸せに暮らすための同居のノウハウと设计手法を広く社会に発信し続けることで社会の要请に応えるべく努力して参ります。
二世帯住宅の継承リフォームのイメージ
- ※「HEBEL HAUS たすき」=住まいの継承をリレーに例えています。
Ⅰ.开発の背景
1.建设当时の孙による二世帯住宅の継承の现状と意向
1975年に旭化成ホームズが発売した二世帯住宅は、80年代に入って次第に认知され90年代に急増しました。旭化成ホームズの二世帯住宅研究所が筑29~32年の二世帯住宅を対象に调査した「30年暮らした家族による二世帯住宅の评価と住まい継承の実态」(2015年、以下「筑30年二世帯住宅调査」)では、建设当时の亲世帯がすでに逝去している世帯が约半数あり、そのうち现子世帯の兄弟姉妹などが同居していない场合、既婚の孙(现子世帯)の约4割が同居し二世帯住宅を継承していることがわかりました。现亲世帯の二世帯同居に対する満足度は高く、建设当时の孙が未婚の场合も约7割が今の家を将来受け継ぎたいと考えていることもわかりました。
また、へーベルハウスの二世帯住宅は约7割以上が利便性の高い叁大都市圏(东京圏、大阪圏、名古屋圏)に建设されていることから、その継承は今后も进展すると推测します。
- ヘーベルハウスの二世帯住宅の建设栋数の推移
シェアは二世帯住宅の栋数/二世帯住宅と単世帯住宅の栋数の合计
- 筑30年二世帯住宅调査の结果
旭化成ホームズ 築30年二世帯住宅調査より
2.同居に対する意识の変化
かつての二世帯同居は「长男?长女だから」という理由が多く、ともに専业主妇である嫁と姑のお互いの生活スペースを确保することが重要で、子世帯にとっては亲世帯には子育てに関わってほしくないという意识が主流でした。しかし现在では、共働きの子世帯が増え、むしろ亲世帯による子育てサポートがありがたいという感覚へと変化しています。このような时代の変化から、水廻りなど生活空间の分离度の高さは维持したまま、両世帯での子育てのしやすさを追求するステージへ二世帯住宅を进化させることが、より高い満足度につながると考えます。
同居の理由(子世帯回答) 30年前と現在の比較
- ※旭化成ホームズ 二世帯住宅研究所 2015年調査より
3.二世帯住宅を継承する経済的メリット
世帯年収が伸び悩む子育て世代がマイホームを取得するには、中古マンションを购入する场合でも约3,000万円(2014年公益社団法人不动产流通机构の市场动向データより、首都圏、70尘2换算)と経済的负担が大きいため、二世帯住宅の空きスペースを活用できることは大きなメリットとなります。
また、相続税制改正により基础控除额が引き下げられ、相続税の课税対象となるケースが増えました。二世帯同居の场合、相続时に小规模宅地の特例(土地评価额8割减)の适用も受けられます。
二世帯住宅の継承リフォームを行った理由(苍=25)
- ※旭化成ホームズ 築30年二世帯住宅調査より
Ⅱ.「HEBEL HAUS たすき」の商品特徴
1.フル改装だから出来る最新の安心?快适な暮らしを提案
当商品は、世代交代による二世帯住宅の継承を机に、2阶に住んでいた现亲世帯が1阶に住み替え、现子世帯が新たに2阶に住むことを想定し、両世帯ともにフル改装だから実现できる思い切った间取り変更を提案します。
これから高齢期を迎える现亲世帯にとっては、生活空间を1阶にすることで阶段の上り下りがなくなり、安全で身体的负担が少ない暮らしを実现できます。さらに、バランスを崩しそうな场所への手摺设置や、住戸内の段差の解消など、家庭内事故の防止にもつながるフル改装ならではの提案をしています。
プランについても、最新のライフスタイルに合わせた提案をしています。例えば、かつて一般的だった顿碍スタイルから现在主流である対面キッチンの尝顿碍一体型空间へと改装することで、多目的に使える大きなサイズのダイニングテーブルを置いた、大家族が集まりやすい空间を実现するなど、生活空间を一変させる提案が可能です。
尝顿碍リフォームのイメージ
2.水廻りの分离度を高め、より満足度の高い二世帯住宅へ
初めて同居することになる现子世帯の配偶者(お嫁さん?お婿さん)にとって、日常生活の分离度の低さは暮らしの不満要素となるため、水廻り设备は全て世帯别に分けることを原则とし、特に2阶の现子世帯には新筑検讨时と同様に自由度の高いプラン提案をしていきます。
筑30年二世帯住宅调査によると、水廻りが2つあることへの満足度は高く、キッチン?洗面所の2ヶ所设置に対する希望はもちろん、洗濯机置场を1つで计画した方の半数が「やはり2つ必要」と回答しています。当商品では、风吕?洗面所?洗濯机置场などの水廻りを2ヶ所とし、例えば従来のプランで片方がサブキッチンだった场合も标準サイズのキッチンに変更、共働き夫妇に配虑して天候を気にしなくて済む室内物干しスペースも提案します。
标準サイズのシステムキッチン
洗濯スペース
室内物干しスペース
3.「访问介护への备え」で両世帯の将来不安を解消
当商品では、フル改装を机に将来の在宅介护に备えて、访问介护者が现亲世帯の生活空间に直接入れるようにし、同居する现子世帯の生活动线とは分离できる间取りへと変更します。
调査では、现亲世帯の8割が「介护が必要になった际は访问介护などの介护サービスを利用したい」と回答していますが、「デイサービス」は建物分离度に関わらず利用されている一方、「访问介护」は、キッチン分离度の低い融合型(基本的なキッチン?食事空间は一方の世帯のものを共用し、他方の世帯にはサブキッチンを设けたプラン)では利用されにくいことがわかりました。これは、特に亲世帯のキッチンを共用するパターンの融合二世帯住宅では访问介护者と家族が鉢合わせになる可能性が高く、访问介护を受け入れにくいからと推察されます。
亲の介护を経験した现亲世帯の98%が「二世帯住宅は介护に何らかのメリットがあった」と回答しているように、亲を身近に见守ることができる二世帯同居の魅力は大きいものであり、访问介护サービスを受けやすくするプランの工夫が更なる満足へとつながります。
二世帯住宅の介护サービス利用の実态
访问介护に配虑したプランのイメージ
4.「孙共育ゾーニング」で上手な子育て协力を提案
最近の二世帯住宅においては、特に子世帯がフルタイム共働きの场合などで、孙が亲世帯で过ごしている时间は长く、1阶の亲世帯が2阶の子世帯ゾーンに孙のおもちゃや荷物を取りに行くなどの行為が想定されます。そこで、亲世帯が、リビングなど子世帯のプライベート空间を通らずに孙の部屋まで直接アクセスできる「孙共育ゾーニング」を提案します。现子世帯の多くは共働きであり、现亲世帯の子育て协力を受けられることは、二世帯住宅を継承することによる大きなメリットです。
孙共育ゾーニングの概念図
孙が亲世帯で勉强する割合
Ⅲ.商品概要
- 1.工事対象
- ヘーベルハウスの二世帯住宅
- 2.贩売地域
- ヘーベルハウス贩売全エリア(関东、东海、関西、山阳一部、北九州北部)
- 3.贩売目标
- 年间100栋
- 4.発売日
- 2016年2月
- 5.贩売価格
- 下記モデルプラン例、延床面積53.3坪全改装 2,000万円(税込)
継承リフォーム前のプラン(1階床面積 26.9坪、2階床面積 26.4坪、延床面積 53.3坪)
継承リフォーム後のプラン(1階床面積 26.9坪、2階床面積 26.4坪、延床面積 53.3坪)
以上